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簿記とは?

簿記というのは、企業の日々の取引を帳簿へ記録し最終的に決算書と呼ばれる財務諸表を作るまでの一連の流れのことだよ。

まったくわかりません・・・

出席簿とか通知簿や家計簿って聞いたことあるでしょ。
あれって、何かを紙やノートに書いてるよね。

ふむふむ

帳簿というのは、商売をする人がつけるノートのことで、
企業が日々行っている取引を記録するんだけど
その書き方のお勉強が、簿記って最初は理解しておいて~。

わっかりやした~

わかりました~

簿記の「簿」という漢字自体、文字を書くための竹のふだという意味があります。そこへ記入の「記」という字を足して、簿記になります。では、何を書くのか?というと企業の日々の取引となりますが、この時の「企業」というのは、株式会社を指します。

株主から調達した資金を元手として、経営を行っていきます。株主からしてみれば、自分たちのお金がどのように運用されているか当然気になりますので、株式会社は、一定期間ごとに報告を行う義務があります。

※報告内容: ①一定期間の経営成績 ②一定時点の財政状態

ボキと会計/経理/財務の関係

ビジネスマンの基本であるホウレンソウ(報告・連絡・相談)に例えて説明を行いますね。
経理の主な業務は、帳簿記入・伝票作成・請求書の作成などがあります。他部署から提出された書類に不備があれば、「連絡」を行い適切に処理を行うのが仕事となります。財務の主な業務は、予算管理や資金調整などとなります。新たな事業を行う際、経営者や銀行と「相談」を行いどのように調達し運用するかを決めていきます。
そして、簿記の技術を用いて作成した財務諸表を利害関係者へ「報告」を行う一連の流れを会計と言います。

目次

帳簿への記入方法は2種類あります(単式と複式)

現金などの出入りという結果だけを記入する方式が、単式(簿記)になります。
代表的なもので言うと家計簿が該当します。日本でも福沢諭吉が日本に導入するまでは、大福帳と言う帳簿へ単式で記入がされていました。

簿記を学習すると

企業の日々の取引内容を帳簿への記入の仕方を習得します。そして、分類・集計を行い最終的に決算書と呼ばれる財務諸表の作成を行うことができるので、ある程度読めるようにもなります。同時に企業の1年間の活動内容(取引)をお金の流れと言う視点から、見て把握することができます。

簿記を学と①会計用語の習得と②複式の記入方法(ダブルエントリー)の考え方が身に付きます。 会計用語が身につくとニュースや新聞に書かれている経済情報の内容も理解しやすくなるのと同時に普段のビジネスシーンでも自分の語彙力として、活用することができます。②ダブルエントリーの考え方が身につくとビジネス数値を2つの視点(側面)から見ることができ流ようになりますので、自社の状況だけでなくライバル会社や得意先の経営成績や財政状態まで把握することができるようになります。

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